■MODEL : HINAKO ONO ■Photographer : ATSUSHI OGAI
懐かしい記憶はいつも眩しいものだ。
自分らしくいたいと思う自分が理想というものを求めていく。
その理想は僕らにとってどれほどの「価値」があるのか。
彼女に逢いたくて、西の大地まで心が僕を運ぶ。
いつも素敵だと思うけど、その気持はいつしか
自分にとっての「鎖」となっていく……。
だからカメラはあるんだ。
そんな気の利いた「くさい」セリフも
この瞬間のためにある。
彼女はそう、とうの昔に卒業してしまった
僕の「ココロ」そのものなのだ。
だから「ボクハカメラヲニギルノダ」